新しい街で小学校生活が始まる
住まいは慎重に賃貸から
……というわけで、やっと5年半前、娘の小学校入学を目前に、なんとか千葉県の某市某新興住宅地に落ち着いたところまで語り終わりました(ゼェゼェ)。
小学校入学に合わせたのは、やはり途中で転校をさせるのがかわいそうだったということがあります。そもそも転入出の多い小学校なので、小学校低学年でなら、なんとかなるかもしれませんが……。
引っ越したといっても、購入したわけではありません。賃貸です。いくら気に入った物件があったと言っても、土地柄をあまりわかっていない状態で、いきなり購入するのはキケンです。学区が合わなければ、それこそさっさと引越しできるように、中学くらいになるまでは賃貸で様子を見てもいいのではないでしょうか。万一いじめに遭ったり、入りたい中学や高校が遠かったりした場合にも、ためらいなく引越しすることができます。
とはいえ、これらはライフプランに関わることです。うちも、年齢的にそろそろ持ち家・持ちマンションを持たないと、老後に路頭に迷うかも……という年代で、結局2年間賃貸で様子を見たあと、ここでなら大丈夫かも、ということで学区内に現金一括で中古戸建てを購入しました。このあたりは新築分譲もまだ行われていますが、バブル期やその後に建てられた状態のいい中古住宅、中古マンションが1000万円台で頻繁に売りにだされており、リフォームをすれば環境がよい庭付きの戸建てにじゅうぶん住める、家賃を考えればむしろおトク、というのがポイントになりました。
身軽な賃貸で様子を見つつ、物件は近くでゆっくり探す……というのがやっぱりオススメです。
PTAに入ろうとするも……
新しい街で、めでたく小学校生活をスタートさせたちい子。わたしも周囲に知り合いが全くいない状態だったため、同世代の知り合いを増やすために(そしてあわよくば地域情報や進学情報をゲットするために)、小学校PTAのクラス役員に立候補することにしました。ちい子の通う小学校は、子供1人につき1回、なんらかの役を引き受けなくてはならないという決まりがあるのです。
ところが、同じようなことを考える人が多いためか、はたまた低学年のうちに引き受けた方が重い役割を負わなくてよさそうという期待からのためか、低学年は役員希望者が多く、なんとくじ引きで決めることに。「やりたくなくてくじ引きやじゃんけんというのは良く聞くけど、希望者が多くてくじ引き〜?!」とびっくり。
残念ながらわたしはこれでハズレてしまい、2年生でもはずれ、結局役員になったのは3年生になってからでした。ただ、低学年時に引き受けたがるのは、わたしのような第1子のお母さんが大半で、一度第1子のときに役員経験のある第2子、第3子のお母さんは、高学年で役員になる傾向が強いようでした。そういったお母さんは上の子が高校受験や大学受験を経験していたり、まさに体験中だったりするので、ママ友になってリアルな進学情報を得るには、むしろ高学年になってから役員をやるというのもいいかもしれません。これは学校によってもだいぶ様子が異なるのかもしれませんが……。